機械装置構築における計器類の自動拾い出しシステム
概要
【課題】
各種様々な装置を構築する際に計測部品等多くの計器を利用するが、設計から製造部門への情報伝達を行う際に図面だけではなく計器類などの数量なども併せて共有することで業務スピードの向上に繋げたい。
【対応】
計装図内には各種計器類の接続情報が含まれており変量記号にて使用計器の判別が可能なため、計装図内の変量記号をAIが判定できるようした。また、画像形式とベクトル形式の図面が混在している為、画像認識+OCRとベクトル文字解析の両アプローチを可能とした。図面を解析し拾い出しを行った情報はEXCEL表に出力、また複数図面を跨いで拾い出しを行うため図面番号なども紐づけて出力を行いました。
特徴
計装図の変量記号を認識し計器情報を取得し型式や数量を自動で拾い出せるため業務スピードを向上できます。
運用イメージ
1. 計装図を読み込み、ベクトル or 画像(ラスタ)を判定
2. 図面形式に合わせた自動拾い出しを実施
3.複数図面ある場合は、①②の流れで継続して拾い出し
4. 最終的に集約された拾い出し結果をEXCELデータに出力
お問い合わせ
上記開発事例や、その他開発についてのお問い合わせは下記よりお願い申し上げます。
.
.
NaFLA-ナカシマ未来研究所-では、AIに関する様々な情報を発信しております。 詳細は下記をご覧ください。