『第4回建設DX展』(東京)レポート
魅力ハンター&ライターなまず美紀(みきてぃ)です。
AI音痴の私が、システムズナカシマを取材するシリーズ。
今回は同社が『第4回建設DX展』(2024年12月11日〜13日)に出展中とのことで、東京ビッグサイトまで突撃取材をしてきました!
『建設DX展』は『第9回JAPAN BUILDジャパンビルドー建築の先端技術展ー』の一部ですが、今回『JAPAN BUILD』は過去最多の600社が出展したそうです。
2日目の午前。会場のビッグサイトに大量の人が吸い込まれていきます。英語や中国語も聞こえてきて、注目度の高さが伝わってきます。
システムズナカシマのブースを発見。来場者が次々と訪れ、システムズナカシマの商品について熱心に聞いていらっしゃいます。
さて、今回のシステムズナカシマの展示の目玉商品は、こちら。
大規模改修工事に特化した業務支援システム『TRSⅡー足場』です。
待望の『TRSⅡ・足場』が登場
『TRSⅡ』は、「下地」「拾い」「足場」の3つのソフトウェアで構成される改修工事総合支援システムです。3兄弟というわけですね。
かつての『TRS』の3セットから、順次、『TRSⅡ』にグレードアップしております。
そして、3つ目の「足場」が最後に完成。やっと皆さんにご紹介できることになったそうです。この日、ブースには運よく「3年余り前から『TRSⅡ』の開発に携わっていた」というS社員が。直接、お話を聞けました。
S社員によると「実は『足場』が一番、業界から求められていた」とのこと。
「足場」は何ができるのでしょうか。S社員が、大きく3つの機能を挙げてくれました。
- 工事計画図作成
- 部材の数量を概算で算出
- 詳細図の配置
つまり、足場を一瞬で作図して、必要な部材(布板、幅木など)とその数量を概算で算出してくれて、詳細図の配置も可能。役所に申請が必要な『建設⼯事計画届』の作成に⼤きく役⽴つそうです。⾄れり尽くせりですね!
ちなみに、これまで足場仮設計画図は職人さんが手書きで作成していて、大変だったそうです。書類申請もできれば徹底的に効率化したいですもんね。
ちなみに「足場」にもいろいろ種類があるようで、こちらは枠組足場、単管ブラケット、くさび緊結式、次世代⾜場など様々な⾜場に対応。もちろん、平面図だけでなく、立面図も自動作成できます。
『TRSⅡ』3つのシステムで総合支援が可能に
『TRSⅡ』は、「下地」「拾い」「足場」の3つでセットですが、先にリリースされていた「下地」「拾い」は何をしてくれるのでしょうか。それについても、S社員が簡潔に教えてくれました。
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TRSⅡ「拾い」(数量積算)
図面上の部材の拾い出しが可能。拾い出した数量は自動集計されCSVデータとして出力できます。詳細はコチラ
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TRSⅡ「下地」(補修積算)
下地補修図作成と積算を効率化。ひび割れ、欠損など様々な拾いに対応し、補修図を効率よく作成可能。同時に数量積算も行い、補修汎例や集計表はExcelに出力できます。詳細はコチラ
『TRSⅡ』3兄弟、最強ではないですか!
この度、3つが揃ったことで、大規模改修を総合的に支援することができるようになったわけですね。改修工事に携わる方々にとっては、事業内容に合わせて必要なシステムを組み合わせることで、大幅な作業効率化が叶いそうです。
システムズナカシマのブースには、3日間で130名程の方にお立ち寄りいただいたそうです。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。