【NaFLAサロン】~GPT3.5とLangChain、CADシステム『ANDES ProWinⅡ』を使用した仕組み作りについて~
こんにちは!システムズナカシマのインターン生、中嶋です。
ただ今、テクノロジーについて勉強中。ここでは、学んだことをシェアしています。
NaFLAでは、社員によるシェア会『NaFLAサロン』を不定期で開催しています。
本記事では、先日開催された『NaFLAサロン』にて、社員から報告された内容を一部紹介します。
今回ご紹介するのは、K社員から報告があったChatGPTの活用について。
GPT3.5とLangChain、そしてシステムズナカシマが提供するCADシステム『ANDES ProWinⅡ』を使用した仕組み作りです。
(LangChainとは、GPTなどの大規模言語モデルを活用したアプリケーション開発支援のためのオープンソースのライブラリーです)
K社員が試みたのは、GPT3.5とLangChainを使って、給水管工事に関する施工要領のPDFから情報を取得し、中間ファイルとして出力。この中間ファイルを元にANDESに反映させるというサンプル作成でした。
施工要領のPDFから得た情報をANDESに設定。ANDESで、給水工事用図面で用いる表示線の色コードについて、テキストで質問すると、コード情報について、正確な回答が返ってくることを確認できたそうです。
NaFLAでは、以前よりゼネコン系のお客様から、「施工要領に膨大なページ数の情報があるので、熟練者しか読み込むことができない」という課題があることを聞いていました。市町村ごとに200ページほどの施工要領があるので、その読み取りを自動でできると効率化に繋がりますね。
今回、K社員が試みたのは施工要領でのサンプル作成でしたが、今後、様々な業種、システムにおいて、活用できそうです。
▶︎システムズナカシマでは、AI技術を用いたシステム開発をご提案させていただいております。業務効率化などを検討されたい方は、お気軽にご相談ください。