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『Japan IT Week 秋2024・AI業務自動化展』レポート

AI音痴ライターのみきてぃ(なまず美紀)です。みきてぃがシステムズナカシマから入手した最新情報をお伝えするシリーズ。

今回は『Japan IT Week 2024・ AI業務自動化展』(2024年10月23日(水)〜25日/幕張メッセ)に、システムズナカシマが出展したとのことで、突撃取材してきました!

会場は大盛況。出展者の熱量もお客様の本気度も高く、エネルギーを感じます。

システムズナカシマのブースでも、多くのお客様が同社スタッフの説明に聞き入っていました。

今回注目すべきは「AI×図面の開発事例の紹介」と「NICE営業物語 on kintone(新機能搭載)」の2点とのこと。
それぞれについて、社員より説明してもらいました。

『NICE営業物語on kintone』に生成AI機能が搭載!?

まずは、『NICE営業物語 on kintone』について、システムズナカシマのエース、A社員にご説明いただきました。

みきてぃ:そもそもNICE営業物語って何ですか?

A社員:20年以上の歴史を持つ営業支援ツールで、約10年前からサイボウズのkintoneの導入で、大幅に機能改善されました。営業担当者がシステム上で営業先の企業情報や担当者、訪問記録、見積もり等といった日々の営業活動を記録することで、社内で共有できます。

みきてぃ:つまり、情報の属人化の解消ができるツールですね。
かつて多くの企業で当たり前だった「営業担当者のデスクに、取引先の名刺が埋もれたまま活用されていない!」とか、「担当者以外は、誰も営業の進捗状況がわからない!」という状況を解消するために開発されたシステムですね。

A社員:そうです。データ集約化と情報共有ができるツールとして多くのお客様に重宝されてきましたが、この展示でご紹介しているのは、新しい機能です。

みきてぃ:新しい機能とは!?

A社員: 生成AIの機能が組み込まれたのです!

みきてぃ:生成AI‼︎私も生成AIとは「GPT君」「みきてぃ」と呼び合う仲になり、公私共に支えてもらっています!

A社員:生成AIとの連携により、顧客情報と営業の進捗状況を基に、お客様に最適な次のアクションを自動的にレコメンドする機能が加わりました。また、Googleマップとの連携により顧客の位置情報を視覚的に確認することも可能です。

みきてぃ:営業の後「次どうしよ〜」と一人で悩まなくて良いということですね。しかも、GPT君は、業界トレンドなども勝手に考慮した上で、提案してくれるのでは?

A社員:もちろん、kintoneベースのこのシステムはカスタマイズが容易であり、顧客の営業スタイルに合わせた柔軟な設定が可能です。

みきてぃ:システムズナカシマが得意なカスタマイズですね!ぜひ企業のみなさんには、『NICE営業物語 on kintone』を活用して、営業効率を上げていただきたいですね。

AI×図面の開発事例をご紹介

続いて「AI×図面の開発事例」について、S社員に伺いました。

みきてぃ:AI×図面は、システムズナカシマの得意とするところですよね。

S社員:今回は初めて、開発事例を紹介しています。

みきてぃ:こちら、日本ファブテック株式会社様との開発事例ですね。

S社員:同社では橋梁やビルの設計・製造を担っていらっしゃいますが、これまでは、部材を図面から拾い出す作業を手作業で行なっていたため、かなりの時間と労力がかかっていたそうです。そこで、開発・導入したのが、図面と材料表の照査の自動化システムです。

みきてぃ:図面と材料表の照査の自動化システム…。

S社員:エクセルの材料表と図面データを読み込み、両者の照合を自動で行います。その上で、例えば正しいところは青、誤りは赤、不足や余剰は緑などの色分けによって結果を表示してくれます。

みきてぃ:なるほど!これまでは、人が目視でチェックしていた作業を、効率的かつ正確に行えるということですね。業務負担がかなり軽減されそうです。

S社員:実際に、日本ファブテック様では、材料照査業務の時間を40%以上削減することができ、拾い出しの精度を向上させることができました。今回の展示会では、AI×図面に関して、図面と材料表の照査の自動化以外にも、図面をAIに活用する事例をご紹介しています。

みきてぃ:図面をAIに活用?

S社員:紙の設計図やPDFも、建築図面をスキャンして読み込むことで、AIで活用できるのです。例えば、図面の躯体や文字を認識して部屋情報を認識し、CAD上で照明配線を一括配置、照度分布図の作成の効率化を実現した事例もあります。

みきてぃ:「紙の図面しかないから、アナログで処理するしかない」と諦めなくて良いのですね!こうした具体的な開発・導入事例があると、お客様も自社業務での活用方法がイメージしやすいですね。

システムズナカシマの出展製品

取材したのは全3日間の最終日。システムズナカシマのブースでは、建築業、製造業、オフィスのレイアウト業などのお客様を中心に、最初の2日間で約400名の方にお立ち寄りいただいたそうです。お客様の関心の高さが伺えますね。

最後に、システムズナカシマの出展製品を下記にてご紹介!

AIによる拾い出し業務の改善「拾いの匠AI」

拾いの匠AIは、建設業に特化したAIによる材料拾い出しシステムです。JIS規格等定められた図面記号を事前に学習し図面内から同形状の機器をAIが自動的に拾い出します。詳細はこちら

自動作図AI

パラメーターを入力するだけで図面を自動で作図できます。お客様の要望に合わせたシステムのオーダーメイドも可能です。詳細はこちら

レイアウト生成AI「qbiq」

平面図をアップロードしプラン情報を入力するだけで、AIが提案用のレイアウトプランを自動で生成します。詳細はこちら

キントーンとつながるAIエンジン「AIntone+」

キントーン情報をAIが学習し、予測したい情報を指定することで予測・推論し結果をレコメンドするAIエンジンです。詳細はこちら

AIモデルの構築を支援するプラットフォーム「roboflow」

roboflowは、画像AI開発を進める上で必要となる機能を全て搭載した画像AI開発プラットフォームです。少ない画像データから大量の教師データを作り出し、アノテーション作業を大幅に軽減します。詳細はこちら

システムズナカシマのブースに立ち寄っていただいた皆様、ありがとうございました。
ご興味がありましたらお気軽にお問い合せをいただけますと幸いです。


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