海外のAI技術②~新入社員のAI勉強記録~
こんにちは!
東京は梅雨入りし、気温的には高くないものの、蒸し暑い日が多いです。先月は最高気温33℃の真夏日もあったので、今年の夏が少し怖いです(*_*)
33℃でも暑くて溶けてしまいそうなのですが、「一番暑い国」といわれているジブチ共和国は、これまでの最高気温なんと71.5℃だそうです!!!温湯以上の暑さ・・・もはや想像できませんが、世界にはもっと上がいることを改めて知りました…!
さて、そんな今回は第9回投稿に続き、海外の気になるAI技術についてご紹介していきます。
前回はレジ無人化のコンビニ技術についてご紹介いたしました。
(第9回記事はコチラ!)
今回ご紹介するのは・・・\AIが目の病気を早期発見する技術!!/
該当記事はコチラ
出展:WIRED
こちらの技術は、糖尿病患者が7,400万人もいるインドで開発された技術です。
糖尿病になると合併症である「糖尿病性網膜症」を発症することがあり、世界の失明原因第1位の病気だそうです(日本の中途失明原因の代表的な病気でもあります)。
合同研究チームはまず、この病気の徴候を認識するアルゴリズムを研究したそう。例えば、網膜に特徴的な斑点が現れたり、出血が見られたり…といったようなことです。
その後、チームはアラヴィンドの各センターから送られる新しいデータをアルゴリズムに読み込ませ、患者の網膜の画像を与えられたアルゴリズムは、ほんの数秒で診断を下すんだそうです。いまのところ、アラヴィンドの医師がその結果をチェックしていますが、いずれは規制機関の承認を得て、AIが単独で行なうことになるとのこと。
今後、この技術を持った機械が、自動販売機のような形で空港や鉄道の駅に設置され、そこにコインを入れると、目の写真が撮影され、数秒で診断が下されるという仕組みにしていくんだそうです。
単刀直入に申しますと、この技術、素晴らしいです!
糖尿病性網膜症は、初期の段階では自覚症状はない病気のようです。眼の中の血管の状態を見ると、小さな出血など、少しづつ異常が現れるようですが、早期に自分で気づくのは難しいですよね。
更に、中期でも視界がかすむ程度で、末期になりようやく視力低下や飛蚊症などの症状が起き、最悪の場合は失明するようです。視力低下も飛蚊症も、健康な人でも起こりうることなので、見過ごされがちになってしまうのではないでしょうか。
しかし、この技術を用いれば、「気づいた時には手遅れだった」ということが無くなります!
更に、空港や駅など、身近な場所で手軽に検査できるため、病院に行く時間がなかなか取れないような方でも気軽にチェックすることができます。
病は早期発見が非常に重要です。こちらの技術では、まさにそれを実現していると感じました。
ちなみに、日本の成人の糖尿病人口は720万人で、世界で第9位にランクインしてしまいます。
是非、この技術を日本にも取り入れ、早期発見できるような医療体制が整うと良いですよね。
海外のAI技術を調べていく中で、こんなところまで進んでいるの!?と驚く技術がたくさんありました!
今後、気になった技術があればまたご紹介していきます。
それでは次回もお楽しみに♪